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2006年05月08日

共謀罪と健康増進法

自民党が連休明けにも成立させようとしている「共謀罪」。

国際犯罪・組織犯罪などを未然に食い止める為の法律(のはず)だ。

元々はアメリカが云いだして、国連を通じて全世界に広めようとしたアイデアだという。日本もそのアイデアに乗った(条約に調印した)らしいので、まあ、それならば自民党がムキになって成立させようとするのも解らんコトもない。

問題は、日本でそれが法律化されるにあたって、拡大解釈出来る余地をワザワザ付け加えてある、というコトだ。

運用する側の思惑ひとつで一般市民もターゲットに成り得る。そこが怖い。


《共謀罪Q&A》


話はかわるが、「健康増進法」。

WHOが云いだしたアイデアに、拡大解釈出来る余地をワザワザ付け加えた法律だ。喫煙者ならばお解りだろうが、「非」民主的な手続きに基づいて、運用自体も「拡大解釈」の嵐。というか、解釈は今も拡大の一途をたどるばかりだ(そんなんアリなのか!?)。

そんなザル法だが、嫌煙原理主義者などはモロ手を挙げて賛成していたようだし、あまつさえ、喫煙者に対する人権侵害を「当然」などと宣っていた(いる)。

鶴見は以前「こうしたファシズムに何の疑問も持たずに賛同しちゃうような鈍感かつ感情的な人間は、いつか別の法律に牙をむかれるだろう」と云っておいたが、彼らは共謀罪も粛々と受け入れるのであろうか?


云っていい?

――愚民どもメ!

カテゴリー: 超抜粋mixi日記

投稿者 tsurumy : 2006年05月08日 01:06

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