カテゴリー 「鶴見之生活」 のアーカイブ

2006年07月30日

追悼・ら斉藤

昨日、友人の「ら斉藤」こと、ゲーム系イラストレーターの斎藤智晴(斉藤智晴)が亡くなりました。38歳。あまりにも、あまりにも早すぎる、若すぎる、やるせない想いを抱かせる、死、です。

tomoharu saito web 「cellar」
http://www.ocv.ne.jp/~la-saito/

このサイトには、彼の描いた絵が大量にアーカイヴされているので、是非ご覧いただければと思います。彼が、本当に才能あふれるイラストレーターであることが一目瞭然に分かります。数多のゲーム作品で彼は、モンスターを、肉感的なお姉ちゃんを、筋肉質なアニキを、渋いジジイを、リアリティに満ちた兵器を、そして可愛いクマを、描いています。彼の遺作は、今秋発売の「カルドセプト・サーガ」(XBOX360)になります(彼は以前のカルドセプトシリーズから描いています)。

私の手元にも、彼が遺したラフが何点かありますので、いずれ掲載つもりです。というか、本人に「いつアップするんだよ!」と催促され続けていたのに、結局間に合いませんでした。申し訳ない。本当に申し訳ない。

皆様も、ら斉藤を惜しみ偲んでやってください。


本当に。

38歳は若すぎる。

人は誰だって死ぬんだとしても、38歳は若すぎる。

才能あるイラストレーターだった、らっきー斉藤。

いや、絵の能力だけじゃない。
漫画に音楽に映画に食にと、様々な分野に造詣が深く、
ディープな漫画話を俺らが始めると、周囲がついて来れなかった。
お前が麺から打ったラーメンは、素人の域を遙かに超えていた。

俺・お前で話せる仲だった斉藤。
「お前なあ!」って100回は云われたよな(もっとかも)。

いや、そういう風に誰とでも、俺・お前の仲になれる
素晴らしいキャラクターの持ち主だったんだよな。

先月、上野顕太郎さん主宰のア・カペラバンドに参加してもらおうと
吉祥寺で顔合わせを兼ねたカラオケをやった帰りに、井の頭線の中で
「俺もうダメかもしんね」って、人目も気にせず大声で云い放ちやがって。

大声で不謹慎なコトを云う俺を、いつも諫めてくれたハズなのに
なんでお前を俺が諫めなきゃならないんだ。
違うだろ。それはお前の役じゃないだろ。

笑って呑んで唄って食って、面白話で盛り上がるハズじゃなかったんか。
俺の原作で漫画を描く約束は、果たさないままか。

やるせない。


鶴見に出来るのは、ら斉藤が如何に素晴らしく魅力的な人間だったかを
いつまでも、いつまでも、書き綴っていくコトだけです。
斎藤智晴の作品よ、願わくばいついつまでも生き続けてくれ。

tsurumy at 15:42 | リンク | トラックバック (0)

2006年07月16日

真剣 元10代ゲームしゃべりBARのコト

昨日、7月15日はファミコンの誕生日。その日をわざわざ選んで、友人が飲み屋を新規開店させたというんで、オープニングパーティに行ってきた。場所は新宿2丁目だ。

バー16SHOTS
バー「16SHOTS」

名前から判るように、ビデオゲームをモティーフにしたバー。入ってすぐの場所にはテーブル筐体が置かれ、カウンターにはATARI7800のBallblazerやらファミコンのカートリッジやらが無造作に積まれている。もちろんBGMはゲームミュージック主体だし、プロジェクターではゲーム関連のレア映像が流されている。雑誌の棚にはオールアバウトナムコやら、ガストノッチなLPやらが飾られ、トイレの替えペーパーはワギャンがくわえているし、ゴミ箱はパックマン(貯金箱の方ね)。

店主の趣味全開。

昔よくあった、「お洒落な小道具としてのゲーム」を配したバーなんぞとは一線を画した、「ガチンコのゲームバー」(店主談)だ。いやそれどころか、お洒落な雰囲気を求める客なんぞは「来店禁止」とまで云い切っている。うーむ、確かにガチだ。

30過ぎても「しゃがみ大アッパー昇龍」とか「ザビガ人が」「ベーマガのスーパーソフトマガジンで」「SDIのハイスコア更新」「♪ゲームはナムコー」なんて話で、人目を気にせず盛り上がりたい向きにはお薦めだが、それ以外のカタギの方には決してお薦め出来ないコトを明言しておく(なのでリンクは貼らない)。もしアナタにこの店を訪れる資格があるのなら、いずれ辿り着けるコトだろう。

tsurumy at 08:35 | リンク | コメント (4) | トラックバック (0)

2006年06月24日

インターネット不通のコト

帰宅したらインターネット(Yahoo!BB)が不通だった。日本代表の呪いか?

サポートも昔は24時間対応だったはずなのに、今は昼間だけらしい。お手上げ。海外からでも飛行機の上からでも、インターネットに繋がってさえいれば、いつもと同じ生活が出来るのだが、不通になった瞬間に、自宅でも不自由極まりない。鶴見がいかにインターネットに依存しているか、だ。携帯から各方面に連絡して(ここにも書きこんで)今日は寝るだす。おやすみなさい。

tsurumy at 01:19 | リンク | コメント (2) | トラックバック (0)

2006年06月15日

EDGE #164で探られたコト

Edge #164

あれは4月末だったっけ…EDGE Magazineの取材を受けたよ。その記事が、発売中のEDGE(#164)に掲載されているハズだから、御用とお急ぎでない向きは読んでいただきたい。鶴見の名前が載っているかどうかは、まだ読んでないから知らんけどさ。

内容は、Edge Onlineのダイジェストを読んでもらえばわかるだろうけど、「クラッシュ・バンディクー」についてだ。

クラッシュの新作に合わせて、過去のシリーズを振り返る。欧米でデザインされたゲームキャラクターの中で、唯一、日本で大きな成功を収めた理由を探る。


詳しくは本誌を読んでもらうとして…ここで書くのは、取材の時の話。その取材で使われた店には、マジで仰天した。

麻布十番「HILL TOP CASITA」(自分でググれ)

まず、ウェイティング・バーで一杯。テラスに池が設えられているぐらいじゃ驚かない鶴見だが、テーブルに着席したトコロ、テーブル布ナプキンに各人の名前が刺繍してあったのにはプチ・サプライズ。そしてすかさず、店のマネージャーが出てきて挨拶。んでもって名刺交換(コレ伏線ね)。

メシもワインも美味く、すっかり堪能した後、上の階(こちらにもテラス)でデザートなんぞを戴くことになったのだが…

フルーツ盆

各人の名刺から模写したと思われるロゴが、フルーツ盆にチョコで描かれてる!

六百デザイン・ロゴ

この鶴、描くの大変だったろうに。いやいや、なかなかやりますなあ。さっき交換した名刺をこう使ってくるとは(実はそれだけではなかったのだが…)。

んで、普段だったらイタ飯の最後にはエスプレッソをいただくのだが、その日はたまたまカプチーノな気分だったんで、カプチーノを注文した。

…ら!

ギリギリ君

これってラチェット!? ――じゃない。

「ギリギリ君」だ!

鶴見がエイプリルフール用に作った画像じゃん!というコトは、鶴見がカプチーノを注文してから、名刺を頼りに「嘘六百」サイトを検索して、(当時は、本サイトのトップに掲載されていた)この絵を描いたってコト!? しかもすげえ似てる。

――恐れ入りました。ビッグ・サプライズ。感動した。


店員は気持ちよく応対してくれるし、テラスからはライトアップされた東京タワーも見えるし、メシもワインも美味いし、サプライズも仕込んでくれるし――ちょい高めのおねーちゃんを落とそうと目論む時には最高のレストランだなあ、と思いましたとさ(他人事のように棒読み)。

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2006年06月08日

連鎖反応的メインテナンスのコト

というワケで、つい勢いにのってスパム対策としてMovable TypeをVer.3.3βへとバージョンアップさせたのに伴い、つい勢いにのって、過去記事全部にタグ付けをしてみた。あまつさえ、つい勢いにのって、mixiで書いていた日記まで嘘六百に転載し始めている。

コレだよ。

コンピュータを使っていると、コレがあるからヤなんだよ。

アップデート、アップデート、アップデート。

ツールならば研げば元の性能を発揮するけれど、ツール足り得ないコンピュータは、「進化」と云えば聞こえはいいが、その実、永遠の不完全を以てヒトを振り回し続ける。

まあ、コンピュータの所為ではなく、鶴見のB型的“普段は掃除しないけど一旦やり始めると大掃除になっちゃうよ”的性格に問題アリと云えなくもないが、掃除ならば掃除用具は汎用性が高いので何処でも入手出来るのに対して、コンピュータの掃除は用具の入手が困難なので厄介だ。探しても大抵は、自分の求める仕様とは微妙に違っていて全く使えなかったり、もう使えない賞味期限切れのモノだったり、バカ高価い一品モノだったり。今回も、mixiの日記データをMovable Typeにエクスポートしたいだけなのに、こういうモノは、ありそうで無い(はてなダイアリー形式にエクスポートするツールは発見したんだけど)。

このまま行くと、連鎖反応が更に進んで、データ変換ツールを作る為に、何かのプログラミング言語をインストールしちゃいそうで怖い。

いや…確かgccあたり、インストール済みじゃなかったっけ…あ、でもアレはバージョン古かったよな確か…。

【追記】
Movable Type3.3β1+MySQLに移行して、安定しているのは良いのだけれど、とにかく遅い。遅すぎる。さくらインターネットの所為ではないのだろうが、データベースが別サーバーだとこんなにも遅いのか。それともMySQLとは元々こういうモノなのか。

――と思い、各方面を調査してみたら、SQLiteの方が圧倒的に軽いのだそうな。mt-check.cgiで調べてみたら、さくらインターネットはSQLiteもサポートしてるみたいだし、いっそ移行しちゃおうかなあ…って、またもや連鎖反応かッ!


【追々記】
というワケで、MySQLからSQLiteに移行しようと思ったんだけれど、MT3.3β1の「読み込み/書き出し」ってタグをサポートしてないじゃん! これじゃ、一生懸命付けたタグが消えちゃうじゃん!?

MT3.3正式版で「読み込み/書き出し」にもタグがサポートされるか、あるいは小川宏高氏の「MT Database Converter」がMT3.3に対応したら、SQLiteに移行するコトにしようそうしよう。

とりあえず、Six Apartには、「読み込み/書き出しでタグをサポートしやがれ!(意訳)」と、ベータフィードバックを送っといた。さてどうなるコトやら?


【追々々記】
Six Apartから返事が来た(ベータフィードバックの1コ1コに対して返事してるのかすげえ)。

「読み込み/書き出しの拡張は将来やるぜベイベー。でも今は、データベース直でやってくれよ。それならキミの好きなデータを制御出来るだろハニー?(意訳)」だってさ。今バージョンじゃサポートされないのか。ちえっ。


【追々々々記】
MySQLを操作するツール「PhpMyAdmin」からCSVに書き出し、それをSQLiteにコンバートしようと試しているんだけど、文字コードが合わずに上手く変換出来ない…これはどうしたものかねえ…。


【追々々々々記(06/06/14)】
MT3.3がベータ2となった。もちろん早速アップグレード。あ、StyleCatcherプラグインが同梱されている! でも使わないから関係ナシ。他はどこが変わっているんだろう?(インターフェースは微妙に変わったけど)安定してればいいんだけど。

tsurumy at 02:32 | リンク | コメント (1) | トラックバック (0)

2006年06月02日

陳謝、のコト

久しぶりにスパム・コメント&トラックバックを削除していたら、誤って普通のコメントも大量に削除してしまいました。せっかく書いて下さった方には申し訳ありません。スパム業者のバカヤロー!

(というワケで、泣きながらMovable Typeのアップデートを決意)

んでもって、Movable Type3.2へのアップデート作業をスタートした鶴見であったが、途中で挫折(涙)。再構築時にInternal Server Errorが出やがる(これはよくあるトラブルなんだそうだが…)上に、スパムを削除してもErrorが出やがる。

MT3.3のベータテストも始まってるコトだし、どうせ苦労するんなら次バージョンまで待つコトにしよう。そうしよう。


再構築時にInternal Server Errorが出るのは、データベースがBerkeleyDBの場合にサーバー負荷が大きすぎる為らしい。色々試したけれど改善の見込みがないので、ここはいっそ、MySQLへ移行して、後顧の憂いを絶つコトにした。

移行はココ(→Movable Type幼稚園)に書いてあるように、むちゃむちゃカンタン。

ただ、鶴見が使っている「さくらインターネット」は、データベースを外部サーバーに置いているためか、むちゃくちゃ遅い。再構築に、今までの(BerkeleyDBの)2~3倍の時間がかかるようになってしまった(あれー、速くなるんじゃなかったの?)。

さて後は、Movable Type3.3の正式リリースを待つのみ…

…待ってろよ、スパム業者ども!

(なんか違う…)

tsurumy at 18:56 | リンク | コメント (3) | トラックバック (0)

2006年03月20日

パチスロ「クラッシュ・バンディクー」を打ってきたコト

禁クラッシュ

というワケで、パチスロ「クラッシュ」を打ってきた。
あの曲は使われてなかった。けど、まあソレっぽい曲だった。
大当たりを1回引いた。「インタラクティヴ」とやらは、やっぱりダメダメだった。

つうかつまらん。もう打たね。

tsurumy at 15:35 | リンク | トラックバック (0)

2006年03月14日

「GDC行きません」のコト

今年のGDCには、行かない。

知り合いは大挙して行くらしいけど、鶴見は行かない。
面白そうな講演が山ほどあるんだけど、それでも行かない。
直後にカリフォルニアに出張するかもだけど、GDCには行かない。
「What's Next」~将来を見据える思索の機会になるだろうけど、行かない。
海外の友人連中から「GDCで会おうZE」とかメールが何通も来てるけど、行かない。
GDC関連記事は、例年「嘘六百」でいちばんの人気エントリーなんだけど、やっぱり行かない。


でも、誰かTシャツだけは貰ってきてくれないかなあ…。

tsurumy at 23:14 | リンク | コメント (1) | トラックバック (0)

2006年01月27日

超極私的倦怠感のコト

プライベートで大変なコトがありました。茫然自失のまま気付いたら週末。皆様ご迷惑をおかけしましたが、土日で取り返しますのでひとつよしなに。

tsurumy at 16:41 | リンク

2006年01月18日

アキバでお買い物…のコト

品薄のニンテンドーDSを探すべく、わざわざアキバへ出向くコトにした。

随分と変貌してしまった秋葉原駅の中央口に降り立ち、寒空の下、チラシを配っているネコミミメイドなんぞを横目で眺めつつ、手近な店に入った。もし持ち帰れるんなら、多少高くても構わないし、いざとなったら値切ればいい。とりあえず店員をつかまえて、在庫を確認してみる。

――あのーすいません…パカっと折りたためて、画面に直接ペンで入力出来て、おまけに音声認識も出来るアレ、在庫ありますか?

「はい、ちょうど在庫がございます。お持ち帰り出来ますよ」

おお、最初に入った店で見つかるとは超ラッキーじゃないか! じゃあ早速、一式買ってしまおう。ソフト込みでおいくらですか?

「はい、増設メモリ1ギガと外部ドライヴ、必須ソフト込みで、25万6千9百円になります」

うーむ高い。想像よりも一桁高い。増設とか外部とか必須とか、よく解らないモノと抱き合わせ販売されているから高いのだろうか。まあ品薄なのだからしょうがない。でも、もうちょっとまかりませんかねえ?

「じゃあ、これでいかがですか? ソフトももう1本お付けしますよ」

店員が差し出した電卓には、25万5千円の文字。幸い、財布の中にはちょうど払えるだけのお金を持っていたので、あまりネバらずに払うコトにした。この寒空、別の店を回って価格比較するのも面倒だしね。さーて目的達成、帰ろう帰ろう。


家に帰って箱を開け、セットアップしてから、はたと気付いた。

これニンテンドーDSじゃねえじゃん。

Lenovo X41 Tablet

Lenovo(旧IBM)の、ThinkPad X41 Tablet。いわゆる「タブレットPC」というヤツだ。そして、仕事に必須であるトコロの、Microsoft Office 2003と、おまけソフトのOffice OneNote

自腹を切ってコンピュータを買うのなんて、何年ぶりだろう。最後に買ったのが、PowerBook 1400csだから…実に8年ぶりじゃないか!?

歳々年々人不同。この8年の間に、漢字Talk7.5はOS Xとなり、鶴見はMacのエヴァンジェリストから一転、アンチマカーとなった。しかしコンピュータは未だ手に馴染む道具足り得ず、「未」完成度を競って膨張を続けている。

このタブレットPC、はたして償却するまで保つだろうか。

tsurumy at 00:13 | リンク | コメント (11) | トラックバック (0)

2006年01月09日

年初のご挨拶のコト

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。

新年の挨拶、というか2006年の初エントリーがこれほど遅くなってしまったのは、ひとえに『バイトヘル2000』のせいだ。まさかコレほどハマってしまうとは。不覚。

いやホントはね、プロデューサーの藤澤氏から「見本盤あげるから、ブログにでも書いてくれよ」と云われていたのだな。発売日(12月22日)の直前に。んでもって、自宅まで送ってくれると云ってたんで、待ってたワケだ。ちょうどクリスマスプレゼントになるナ~人間ドックに入っている時の退屈しのぎになるナ~わ~いわ~い。…なんて子供のように浮かれながら(←子供は人間ドックなんて入らんだろ)。


ところが24日までに届かない

明けて25日にも届かない(もちろん靴下の中にも入っていない)。

その週の忘年会ラッシュから帰宅の途につく度に「届いていればいいナ」なんて夜空を見上げて呟いたもんだが、不在票ひとつ入っていやがらない。

もうね、悟ったワケですよ。

送ってねえなコリャ、と。


そう悟ったんで、藤澤氏には頼らずに自力で調達するコトにしたのが29日。以来、年末年始を挟んで50時間以上費やし(おまけにデータ取りやマップ描きまでして攻略し!)、「バイト」も「ドウグ」もコンプリートしたのが、やっと昨日(8日)。しかも、まだまだヤリ込みそうな自分がココにいる。プレイヤーとして十分楽しんでもいるし、イチ制作者として感銘を受けもした。

――でも書かない。

ましてや褒めない。


ついでに、前に書いた褒め文章も消しちゃう


ああ、サンタクロースって居ないんだな。さすがに大台を越えた野郎のトコロには来ないってコトか。
13年前には来てくれたのに。4年前にも来てくれたのに。


コメント欄にもある通り、藤澤氏が『バイトヘル』+『ジゴクパック』を送ってくれるそうな。あーなんだか脅迫しちゃったみたいで悪いですなあ(笑)。まあソフト2本あってもしょうがないので、1本はカラオケ仲間の鈴木みそ氏へ送るコトにする。あと、前に書いた褒め文章も復活させておかなくちゃ。めでたし、めでたし。

tsurumy at 01:27 | リンク | コメント (1) | トラックバック (0)

2005年12月31日

年末のご挨拶のコト

本年もお世話になりました。これからタイヤをスタッドレスにはきかえて、実家に向かいます。それでは皆様、良いお年を。

ちなみに年越しのソフトは『バイトヘル2000』。これヤバい。マジでヤバい。『グルーヴ地獄V』と同じような「理不尽なクソゲー(を自ら名乗る色モノ)」だろうと思っていたら、とんでもない。ゲームそれぞれが格段に良く磨かれていて、かなりハマる。なるほど「クソゲー」というジャンル名を止めるワケだ(ジャンル名は「ポケットゲームセンター」)。どこぞの有名サイトでは「ハイセンスを名乗るバカゲーなどバカゲーではない」などと見当違いのコトが書かれていたが、これをハイセンスと云わずに何をハイセンスと云うのか訊いてみたいものだ。あるいは遊んでいないのだろう。少なくとも、チューニングは微視的にも巨視的にも非常に高いセンスでまとめられているし、サウンドデザインの巧みさは非常にハイレベルかつハイセンスだ(これを超えるモノの方が少ないのでは?)。そして何より、ゲームデザイン的に見るべき場所が多い。過去に世に出たあらゆるゲームの「ゲーム性の総覧」「ゲーム性カタログ」だと云っても過言ではあるまい(網羅率は50%を超えていると思う。勘だけど)。こうしたプリミティヴでなおかつ良く練られた「剥き出しの」ゲーム性をみると、普段自分がいかに惰性でゲームを創っているか気付かされて汗顔の至りだ。制作者の方々は最低10時間程度は遊んでみるべきだろう。10時間という数字に根拠はないけれど、ごく普通のゲームなら1時間も遊べば底が見える(=自分で制作すると仮定した際の見通しが立つ)のに、これは10時間遊んでもまだ底が見えない。つうか、鶴見にはこれを一から創り上げるコトは出来ません(たぶん)。恐るべし。

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2005年12月30日

あるいは酒でいっぱいの生活のコト

今週に入ってから、忘年会が1日平均2回。まったく酒浸りな毎日だ。

月曜日。

たけくまメモのひみつOFF会

竹熊氏

クイズ正解者だけに送られたメールによれば、集合場所は「佃公園」。マジ寒かった空の下、クリスマス用トンガリ帽をかぶる竹熊氏の姿は、まるで罰ゲームの態だった。そのトンガリ帽を囲んで集う50人程の善男善女は、さながら苦行中の宗教団体(ある意味間違ってない)。無関係な通行人(女子高生とか)が、何かマズいモノを見てしまったかのように、脇を小走りで駆けて行く。通報されなくてホントによかった。

小飼氏宅から夜景を臨む

ところがOFF会の場所はうって変わって、川沿いのコンシェルジュ付き高層マンション。しかも32F。夜景が綺麗で、広いリヴィングの床暖房が暖かだ。ああ、何だかコレってアメとムチ。寒さの苦痛で我を忘れさせ、気持ちよい暖かさの中で狭義を刷り込む…って何だかやっぱり宗教団体みたい(笑)。まあ、教祖にあたる竹熊氏も一緒に苦行をしてるトコロが、とっても良心的だけど(笑

家主は元オン・ザ・エッヂで、ホリエモン関連でテレビにも出ていた小飼弾氏。竹熊人脈恐るべし!…と思ったら、竹熊氏と会うのは当日含めて2度目だとの由。なのに自宅をパーティに提供してしまうとは、良い意味でミーハー。ううむ太っ腹であるなあ(ありがとうございました>小飼さん)。

オープニングは、アニメ「巨人の星」。飛雄馬がクリスマスパーティを主催したものの、誰も来ずに荒れるシーンに一同大爆笑。この映像で場が暖まった後、様々な映像を交えつつ、竹熊氏&小飼氏のトークショー。ホリエモンの話やら、ホリエモンが好きな「王立宇宙軍オネアミスの翼」の山賀監督の話やら、たけくまメモの歴史やら。そう云えば、会場で更新したたけくまメモ速報のコトも画面に映し出されたりして、ちょっと鼻高々♪

竹熊氏、嘘六百を語る(嘘)

――と云ったトコロで、残念ながら鶴見はタイムアップ。竹熊氏ともあまり話せず、ましてや他の参加者の方ともちょっとしか話せず、小飼氏&竹熊氏とは名刺交換だけして、次の忘年会に向かうのであった…。


んでもって中野で「萌えを語る忘年会」。実は参加メンバーの誰も、萌えのコトなんざ知ったこっちゃないワケだが(笑)、なんとなく皆んなで朝4時まで萌えてみた。絵師の斉藤智晴が、まだ続いている「萌え」勉強のコトをネタに、色んな絵のラフを描いてくれたので、後でまとめてアップするコトにしよう。


火曜日。

二日酔い。歯医者で歯を2本ほど入れた後、新宿区某所で某社の納会にまぎれ込む…が、治療直後なので何も食えず。迎え酒としてビールだけ1リットルほど注入した後、時間が空いたんでパチンコ屋へ。

ラオウ昇天(20連)+ほぼ昇天(19連)

計4000枚出たのはいいんだけど、そのせいで、発熱地帯の忘年会に遅刻してしまったよ(笑)。

発熱地帯の忘年会では、DAKINI氏はじめ毎年ここで会う方々に加えて、鶴見もブックマークしている人気ブログのN島氏や、鶴見も本業でお世話になっている某リサーチ会社のI谷氏などと初対面。N島氏が去った後の2次会では、鶴見が最年長だったので、敢えて年寄り的視点から喋ってみた…はずだが、詳細はアルコールとともに揮発してしまいましたとさ(というコトにしておこう…笑)。皆様お疲れ様でした。


水曜日。

昼から鈴木みそさん主催の「昼カラ」。最近のDAMってスゴいね。Edyを使った会員カードとインターネットがリンクしてるから、自分が唄った履歴を自宅からいつでも閲覧出来るし、曲別にリアルタイムで全国ランキングまで出やがる。ご一緒した府中組(というカラヲケ団体)の方によれば、全国1位の宇多田ヒカルが組にいるんだとか。そんなコミュニティがあるとは、カラヲケから遠ざかっていた鶴見はついぞ知らなんだ。

それにしても、世間のカラヲケはレベルが高い! 鈴木みそさんをはじめとして、府中組のH口さん、Kよさん、そしてS藤M澄さん(伏せ字になってません…汗)、U野K太郎さん…皆さん激巧だ。特にU野さん、ひょっとしてプロ? 鶴見も昔はカラヲケ自慢だったのだがなあ…改めて一から修行せねばなるまい、うむ。


さんざんっぱら飲んで唄った後(いや、飲んでいたのは鶴見だけなのだが…汗)、みそさんの奥さんの代役?として、とり・みき氏主催の漫画家パーティへ。榎本さんに久しぶりに会い、娘さんに似顔絵を描いて貰ったりして、ほわ~ん。さすが両親ともが漫画家だけあって、特徴を捉えて描くのが小学生ばなれして達者だ。さらに久方ぶりに、こいずみまりに会い、手塚治虫オマージュ画風のT中K一氏とともにエロ談義をしたようなしなかったような…。

嬉しかったのは、会った漫画家さん全てが、鶴見のフェイバリットな方々ばかりだったコト。具体的には、入れ替えの激しい鶴見の書棚の中で、長年生き延びている漫画の作者さんばかりだというコトだ(偉そうだな>鶴見)。先にカラヲケでご一緒したS藤さんU野さんもそうだし、T中氏、OひなたGう氏、F屋U丸氏、N川Iさみ氏、Y田S車氏…。あと、漫画俳優のTきたKんせい氏に会えたのもうれしゅうございました。


木曜日。

昼からSCEの納会。夜は某社の納会に乱入…のつもりが合流出来ず、別の某プロダクションの忘年会に乱入。酒が脳味噌を蝕んでいたために、まったく記憶にございません。


あー疲れた。今日は大掃除して早く寝よっと。

tsurumy at 09:45 | リンク | コメント (7) | トラックバック (0)

2005年12月25日

たけくまメモの忘年会のコト

というワケで、26日(月)は忘年会の2連チャンだ。たけくまメモの「一周年記念ひみつOFF会」に行った後、中野で「萌えを語る忘年会(仮)」

元々、「萌えを語る~」の方は、たけくまメモに触発されて「萌えとはなんぞや!?」と鶴見が探求を始めたコトに端を発しているので、なんだか繋がってるような気がしないでもない。ただしメンツは、鶴見も含めて萌えとは程遠い…むしろオヤジとかマッチョとかエロとかグロとか、料理とか鍋とかこだわりの出汁とか伊藤家の食卓とか、そっち系の人間ばかりなので迷走必至。

その前に、仕事を1本上げなきゃならんなあ…。

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2005年12月24日

「?」で「15」な記念品のコト

家でゴロゴロしていたら、宅配便の人がやってきた。おっ、クリスマスプレゼントに『バイトヘル2000』の見本盤が届いたのかな?と思ったら、さにあらず、Amazonのような段ボールの小箱だった。表面には大きく「?」をモチーフにしたと思しき鳥のデザイン。こりゃなんじゃいな?

「?」

なーんだ、箱の下の方に「ZENER WORKS」と書いてあるじゃん。

古くは『リトルマスター』、PS2では『ボクと魔王』などを作っている、友人の会社 ツェナワークス が、15周年を迎えたのだそうな。届いたのは、その記念品。「15」をあしらったTシャツと、カッチョイイ光り物。

「15」

そうかー、もう15年にもなるのか。確かツェナの設立は、鶴見がマイケルの仕事を終えた頃だったっけ。この盛衰の激しい業界で15年も会社を続けるのは、なんともめでたいコトじゃないか。本当におめでとう>ツェナの皆様

脳裡に、ねぎまーじゃんとか100円ディスクとかHSPとかを、走馬燈の様によぎらせつつ、この項オチ無く了。

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2005年12月17日

不惑のコト

まだまだ惑いまくりですよ。

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2005年11月23日

発売日の販売店巡りのコト

朝4時起きで虎ノ門に車を飛ばし、テレビ東京にて「おはスタ」を見学。今週は、ラチェット君が連日出演しているのだ。番組終了後、ロイホで朝食をとって、眠い目をこすりつつ新宿へ。目的はもちろん、売れ行きのウォッチだ。

9時半に西口ヨドバシ、10時に小田急ハルクのビック。ところが12時にはなぜか秋葉をウロウロと巡っていたり、14~17時にはなぜかトイザらスを2軒もハシゴしたり。もちろん、移動は全てクルマ。しかもオープン走行で頭を強制空冷(居眠り運転が防止できますな)。雨が降らなくて良かった。祝日なのに混んでなくて良かった(除くお台場の一部)。

同日発売の「おいでよ どうぶつの森」が鼻血吹きそうな勢いで売れている。これは、年内で実売ミリオン行くんじゃなかろか。子供に大人、おじいちゃんにOLさん、色んな人が買っていく。むかーしむかしその昔、「クラッシュ・バンディクー3」というソフトで、年内に100万枚出荷&高セルスルーを達成した時のコトを思い出した。「ソウルキャリバー3」とかの特定層向け初動型ソフトが売れていても別に羨ましいとは思わんのだが、「どうぶつの森」はかなり羨ましい。

ちなみに、最も長かった行列は「どうぶつの森」かと思えばさにあらず、なんと「たまごっち」の新色。ま、どうでもいいけど(笑

そうそう。何かソフトを買おうと思っていたんだけど、売れ行きランキングに影響させるワケにはいかないので、ずいぶん前に発売になった「アドベンチャープレイヤー」(フロムソフトウェア)を購入。最後の1本だった。ギリギリセーフ。

でも、激眠気がかなりキテるので、封を開けるのは明日にしよう…。


【追記】
どうぶつの森、やっぱり年内でミリオンに届きそうだという(参考→忍之閻魔帳)。発売当日に鶴見がそう広言した際には「それほど行かないでしょう」という声も聞こえていたのだが、いやいや、鶴見の予測はよく当たるのですよ。古の、ロケテストのインカム予想の時代から。

tsurumy at 22:54 | リンク | コメント (2) | トラックバック (0)

2005年11月19日

「させよ論」を書いて思ったコト

なんだかアクセスが普段の倍ぐらいあって怖い。

大手ニュースサイトで「子供にゲームをさせよ論」が紹介された為か、そのエントリーだけ他に比べてアクセスが突出して多い。ビックリ。しかも「ゲームは『褒める装置』」という、鶴見にしてみれば「常識」だと考えていたコトが、実は世間では(ゲーム界隈も含めて)あまり常識ではなかったらしく、二度ビックリ。

そういえば、世間で「子供にゲームをさせよ!」と声高に唱える人っていないよね。不思議。まあ、教育系の人間が唱えないのは当然だし、アカデミズム系の中でも比較的ゲームに好意的な方々(坂元章氏とか七海陽氏あたり)が、かろうじて「子供がゲームを遊ぶのは当然。それならば…」という前提から実証研究をしている、といったカンジか。

もちろん、ゲーム制作側は「ゲームをして語らしめよ」と思っているから、あえて書くコトはない…普通は(笑)。でも鶴見は、在野のゲーム系の論客が、ゲームビジネス論とかヲタク解釈系言説の一環としてばかりゲームを語っている現状が不満なんで、自分で書いちゃう。確かに、思春期以降のゲームユーザーの動向を読み解く上では、そういった類の論調が中心にならざるを得ないんだろうけど、それじゃあ世間の「ゲーム=有害図書」と決めつけたい有象無象の圧力には対抗できないワケだから。

この調子で、制作者視点での「子供にゲームをさせよ論」を書き綴っていけば、ゲームの地位向上にちったあ貢献出来るんだろうか。だったら、本腰入れて「させよ論」を書いていくんだが。

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2005年11月15日

映画観てないなあ…のコト

はたと気付いたら、宇宙戦争以来、映画を観ていないじゃないか(仕事の資料は除く)。こんなにヒマなのに! つうか、宇宙戦争DVD化って早すぎるよ!

News of the Worlds宇宙戦争イメージ画

まず、「チャーリーとチョコレート工場」「コープス・ブライド」も観ていないってのが、ヤバい。「コープス・ブライド」はDVDでも良さげなカンジはするけど、「チョコレート工場」は映画館で観ないと悔やみそうな気がする。まだ今週ならやってるから、早速GO!だ。

そして、「TAKESHIS'」。観るつもりはなかったんだけど、美輪(丸山)明宏が「ヨイトマケの唄」を唄っている(東京無重力アワー'05)とあっちゃあ、行かないワケにはいかんでしょう。世間では酷評の嵐らしいが、なあに「人は人、自分は自分、犬は犬」だ。


んでもって思い出したんだけど、つうか映画と全く関係ないんだけど、週刊モーニングで先週から、ゲーム業界を舞台とした漫画「東京トイボックス」(うめ)が新連載。知り合いの編集者からそれらしきコトを聞いて以来、気に掛けていたのだが、やっと、だ。願わくば、ゲーム業界の真実が描写されていますように(真実じゃなくても面白ければ可)…そして、10週で打ち切られませんように。

ちなみに、「宇宙戦争(War of the Worlds)」は、かなりお気に入りだ。記憶に残っている、昔読んだ「宇宙戦争」まんま。「映画でにぎりっ屁」あたりでも書かれているのだが、スピルバーグは人間を人間とも思わない残酷描写をさせたら当代一だ。「未知との遭遇」を彷彿とさせる、とってもとっても美しくライトアップされた場所で行われる惨殺シーンの数々は、なんとも溜息がでてしまう。

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2005年11月13日

アリバイ的な毎日更新のコト

更新頻度からバレバレなんだけど、仕事がヤマを越えてヒマヒマだ。10月30日以来、ヒマにあかせて、なんと毎日更新を続けている。すげえ。今までの更新頻度から考えると驚異的だ。これを途切れさせるのもシャクなんで、今日もとりあえず更新しておく(今書いているエントリーはかなり重いので、まだ時間がかかりそうなのだ)。

仕事が立て込むと、色々と溜まってしょうがない。本も読みたいし映画も観たい。ドライヴにも行きたいし温泉にも入りたい。そして何より、時間をかけてアイデアを練りたいし思索をしたい。

自分のやっている仕事は、ゲームをチェックしたり台本を書いてイタコ化したり、図版のラフを描いてディレクションをしたり、様々なネーミングを考えたり、歌詞を書いて曲をプロデュースしたり、マーケティング部署から相談を受けてパブリックイメージを実際の施策に落とし込む手伝いをしたり…とまあ、相当多岐には渡っているのだが、それでも一つの製品に集中していると、質的に違うモノを「排泄」(としか云いようがない)したくなるのだ。

これは、忙しい時に限って掃除をしたくなるとかの「逃避」とはチト違う。つうか、実は逃避ならチョコチョコやっていたし(笑

筒井康隆が「玄笑地帯」か何かで書いていたと思うのだけど、確か「虚構船団」だったか、ヘヴィな長編を書き終えた途端に、短編のアイデアが次から次へと湧いて出て、眠るヒマもあらばこそ、驚異的なスピードで大量の小説を書き上げたというエピソードがある。丁度そんなカンジだ(自分を天才・筒井康隆に擬えるのは畏れ多いのだが)。

先月は毎日のように、「それポン」を読んでいる最中に大量のメモを書き散らした。湯槽でくつろいでいる最中にも考えがふつふつと湧いてきて、裸のままメモ帳に書き書き。眠ろうと思ってベッドに入っても、アイデアがぶくぶくとクラムボン。

そのウチの何割かはこの「嘘六百」に書いているのだが、まとめる速度よりも速く浮かんでくるので、毎日毎日「追いつめられてる」ような気がしてならない。せっかく仕事がヤマを越えたっていうのに。なんなんだコレは。誰か助けてくれ。

(この項、オチ無し)

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2005年11月09日

「名人」の末裔のコト

昔、ファミコンゲームのプロモーションに「名人」は欠かせなかった。有名な高橋名人を筆頭に、幾人ものゲーム名人が生まれ、ファミコンブームを彩った。

そして2005年、その「名人」の末裔たる新たなキャラが現れた。その名も、「ドクター六百」(ドク六百)。

「六百」という名前は付いているが、ワタシ・鶴見六百とは関係ない(単なる偶然だ)。判明している彼のプロフィールは以下の通り。

ドクター六百・近影

  • ガガガ銀河から地球に飛来した異星人(触角アリ)
  • 年齢は600歳。なのに小学生ともタメ口
  • 白髪・白衣・ギラギラマントがトレードマーク
  • 眉毛は激太。チョビひげは味付け海苔
  • ガガガ銀河大学のゲーム博士だと自称するも経歴詐称疑惑
  • ラチェットに戦闘術や人生訓を教えると称し説教(しかも無限ループ)
  • コロコロコミックやワールドホビーフェアに出演予定

撮影したカメラマンの談話:「『絵になるポーズ』の連発で、香取慎吾並みにとても撮影しやすかった」(実際に、カメラマンはその後、香取慎吾の撮影に向かった)

偶然、撮影に立ち会った鶴見がインタビューしたトコロ、「今度ロフトプラスワンで、『高橋名人の子供相談室』というイベントがあるんで、そこで高橋名人に、いい年して名人をやる羽目になった時の身の処し方でも質問しようかねえ、わっはっは(涙)」と答えていた。なぜ語尾に「(涙)」が付いていたかは不明である。


…だから、鶴見六百とは関係ないんだって!(涙

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2005年11月07日

プッチーニと緑色の帽子のコト

昨日、モーツァルトの『コシ・ファン・トゥッテ』を聴いた帰りに、友人で歌手の山畑さんが「そういえば知り合いがゲームの歌を唄ったんだ」と教えてくれた。彼女はクラッシック系の人なので、その知り合いも当然ながらソチラ系の歌手なんだろうと想像したら、案の定、「ホラ、この間の『外套』で、ルイージ役をやった人」だという。

ちょっと説明しておくと、『外套』とは、『蝶々夫人』で有名なプッチーニの歌劇で、『外套』『修道女アンジェリカ』『ジャンニ・スキッキ』という三部作の第1作目。妻に浮気された船長が、間男を殺して外套に包み、それを妻に向かって広げ「お前もこの外套の中に来るんだ!」と叫ぶラストシーンの、かなりダークなお話だ。そして、ルイージは、殺される間男。

そんな記憶があったから、友人が唄ったという「ゲームの歌」とやらも、RPGとかホラーAVGとか、何か悲劇的なモノなんだろうなあ、とモヤモヤ想っていた…

…ら、次の一言でモヤモヤが打ち砕かれた。

「ゲームの名前は…えっと…『バイトヘル』

――はぁ!?

バイトヘルって、あのバイトヘル? ピエール瀧の、『グルーヴ地獄V』の、ヒヨコ性別鑑定の、薪割りの、カップラーメンタイマーの、あのバイトヘル2000?

ありえねえ。そのギャップはなんなんだ。

そう云われてしまうと、『外套』の間男ルイージも、途端に緑色の帽子をかぶった男にしか思えなくなってくる。やべえ。やばすぎる。

後で調べたトコロ、ご本人(鈴木玖郎氏)のブログや、電プレ倉西さんのTSUTAYAブログにも書かれているように、シューベルトの「魔王」を唄っているのだという。なるほどそれなら納得。こっちを先に読んでいれば、「ほほう、面白そうだのう」で済んだのだが、ああいうルートで聞いちゃうとねえ…(笑

いやはや、ゲームも裾野が広くなったもんだ。


【自分用メモ】
「ウィリアム・テル」のデータ

tsurumy at 16:05 | リンク | コメント (2) | トラックバック (0)

2005年09月23日

赤面の者、のコト

飛行機に乗って出張してきた。

ミーティング中にふと判明したのだが、先方のプランナーさんが、この嘘六百をご覧になっているらしい。ちと赤面。

しかも、初めて伺う会社なのに、なんと鶴見はうっかり名刺を忘れて行ってしまったのであった。またも赤面。――なので、PDFファイルをメールで後送すると約束し、その場をやり過ごした…のだが、よくよく考えると、メールに連絡先が記載してあれば、PDFファイルは要らないような気もする…けれど、やっぱり「ロスアンゼルスの日本料理屋」をイメージした一度見たら忘れられない自慢の?名刺なので、PDFで送るのが良いやね。

いやもう、連日、赤面続きだ。

実は出張の前日、スタジオで鶴見が唄ってレコーディングしていたりするのだが、その間も赤面MAXボンバー状態だったのだ。いやもちろん、鶴見の歌唱が世に出るのではなく、実際に唄うのは声優さんなのだが、声優さんの練習用に、詞を書いた鶴見の歌唱で「仮歌」を作ったというワケだ。

そういえば昨年も、ラチェット3の「コートニー・ギアーズ」の歌を作るのにあたって、ニュアンス確認用に鶴見もレコーディングしたっけ(女声曲なのに!)。アレが手違いで声優さんの手に渡ってしまったと聞いた時も、たいそう赤面したものだが、それ比べれば、今年は男声曲なので全然マシだ(なのか?)。

いやもう、連日どころの話じゃない。毎年、赤面続きだ。そんな仕事だ。


というワケで、鶴見はまたも仕事のヤマを迎えようとしている。更新が滞るやもしれぬので、皆様ひとつよしなに。

tsurumy at 08:47 | リンク | トラックバック (0)

2005年09月12日

サマー・タイムマッスィーン・ブルーズのコト

気がついたら、もう9月も中旬だ。前のエントリーから丸2ヶ月も経ってやがる。個人的な時間観念によれば、まだ2週間ぐらいしか経っていないつもりだったのだが。それなのに2ヶ月。

毎年毎年、決まって年末にソフトを出していると、1年のスケジュールもそれに合わせたモノになるのは当然で、夏は台本書きやら収録やら、ゲーム内テキスト書きやら名称考案やら、絵のレタッチやらテクスチャ描きやら、その他モロモロの作業が重なってしまうので、忙しいコトおびただしい。

心を亡くすと書いて「忙」と読む。

亡くしたワケではなく、ゲーム世界に逝っていただけなのだが、生き返った今、まるでタイムマッスィーンで秋の世界に連れてこられてしまったようだ。

早いトコ、「チョコレート工場の秘密」、観なきゃ。

さて、更新を休んでいる間にも、熱心な?読者の方から、「あのトピックについては書かないのか?」等々、世間の話題について、鶴見のコメントを求めるようなメールが何通か届いた。

だけど…鶴見の本業は、ゲーム制作だぜ? それに影響を出してまで、ブログを更新するつもりは、サラッサラないワケですよ、正直。

このブログだって、業界を観測して云々、なんてつもりはあまりない(ちょっとは、ある)。ブログを書く原動力となっているのはむしろ、鶴見が本業を進める上で、イヤ~ンな気持ちになる世の事象に対しての怒りだったり、あるいは鶴見がゲーム制作をしていなければ味わえなかっただろうハッピーな気分だったり…まあそんなトコだ。


つうワケで、世間ではソニーに対する風当たりが強いようだが、それについて書く気は一切ありません。のまネコも選挙もどうでもいいです(投票には行ったけど)。ひとつよろしうに。

tsurumy at 23:18 | リンク | コメント (1) | トラックバック (0)

2005年07月12日

本業多忙状態確率変動継続中…のコト

生きてます。

でも、仕事漬けの今みたいな状態を「生きている」と呼べるかどうかは疑問。ユンケル(たまにゼナ)とモカによって駆動されるマッスィーンだよ今の鶴見は。


それにしても、ここ2週の「NARUTO」は怖すぎる。辻村ジュサブロー作の玉梓が怨霊よりも怖い。仮眠中に、何度も何度も悪夢として現れて、心が全然安まらない。どうしてくれる。


5月のE3以来、いまだに咳が止まらない。もう2ヶ月とは、いったいどんな病気なんだ。喉が痛いワケではないから、気管なのか肺なのか…。

ロッテの「のど飴」を愛用しているが、24時間摂取し続けていると、舌がシビレて歯垢が溜まりやすくなるのがちとナニだ。その分、歯磨き舌磨きが頻繁になっているんだが。

という話をスタジオでしていたら、声優のUさんに「“まぼろしの味”大根生姜・せきのど飴」(鈴木哲商店)というモノを薦められた。確かにイイ。Uさん曰く、山寺宏一さんが声優界に広めまくった逸品なのだそうな。スタジオ近くで云うと、赤坂の豊川稲荷でしか手に入らないのだとか。

…という話を家族にしたら、音大声楽系でも大根生姜あめは有名なのだとか。石神井公園あたりで手に入るらしい。やっぱり、本当にイイものは、その筋で広まるものなのだなあ。


バイク、ほかした。またダンプを嫌いになった。詳細は、いずれオープンカー軍団の方に書くつもり。バイクが無いと、都内の移動は不便でいかん。


さて仕事に戻るか…。

tsurumy at 04:37 | リンク | トラックバック (1)

2005年06月21日

本業多忙につき…のコト

ビデオゲームバトンを渡された。(参考→Videogame Batonとは(ハテナ)

このクソ忙しい時期に渡されても困るんだが、スルーせずにサクッと書いてみる。


Total volume of game files on my computer(コンピュータに入ってるゲームファイルの容量)

PINMAMEのROMやら何やらが43.7MBぐらい(他は誤差範囲)。


Game playing right now(今進行中のテレビゲーム)

「ラチェット&クランク3」。仕事の必要にかられて。


The last video game I bought(最後に買ったテレビゲーム)

「実践パチスロ必勝法 北斗の拳Plus」


Five video games I play to a lot, or that mean a lot to me(よく遊ぶ、または特別な思い入れのある 5 作)

「リブルラブル」
ナムコ物はいろいろあるが、代表して。青春の1本。大学受験の時に(今は亡き)新宿キャロットでプレイしたり。バシシマーカーを100枚単位でゲットして、プレイ毎に新しいのを使ったり(←バカ)。

「沙羅曼陀」+「グラディウス2」(グラディウスIIに非ず)
当然ながら、MSX版。グラ2を差した沙羅曼陀の超絶難易度には涙。3日3晩Beep編集部でプレイし続けてクリア出来た時は、何か大人になったような気が。

「カルテット」
これが無ければセガに入っていなかった。

「Wizardry」(Macintosh版)
職業アイコンが作れます。SAMURAIは平景清の顔でした。

「NARC」
Winners don't use drugs!

番外:「クラッシュ・バンディクー」シリーズ
初めて、「ゲーム業界で食って行ける!」と確信。


Five people to whom I'm passing the baton(バトンを渡す5名)

考えるのが面倒なので渡さない(笑)。止めると、ゲーム機の中から何やら怖い物が飛び出すそうだが、うちのデバステからも何かが飛び出すのあろうか? もし出たら、開発サポートに相談せねば(笑

tsurumy at 01:13 | リンク | コメント (2) | トラックバック (0)

2005年05月18日

がほげほごほ。ごほ。

咳と熱で大変なコトになっております。げほ。

とりあえず、今晩のIGDAメンバーズ・パーティはキャンセルして、明日のEXPOに備えますが…がほごほ、ごほ。果たして咳は止まって熱は下がるんでしょうか。けほけほけほ。げーほげほげほ。ぐぇっほぐぇっほ…ぉげえええええ(←あーあ吐いちゃった)。

【追記】
ただ今、翌朝の7時10分。熱も吐き気も治まりました! 咳は相変わらずだけど、シロップ持ってE3に行って参りますぜ!

tsurumy at 12:50 | リンク | コメント (4) | トラックバック (0)

2005年04月01日

四月一日のコト

さて、今日は四月一日。地球規模の嘘フェスティバルが行われていると聞くが、鶴見は、糸井重里なみに嘘が嫌いなので、安直に世間に迎合するつもりはない…と、ここに宣言しておく(本サイトのどこかが、いつもと違っているように見えたとしても、それは錯覚とか妄想とか目眩とか、逃げ水とか砂のお城とかそういった類のものであろう)。

TRUST NO ONE.


【追記】
四月一日のみ、このサイトのタイトルを「真実一路」に、四月二日のみ「ペソ六百」にしてたワケですな。今となっては、何のコトやら、だけどね(笑)。

tsurumy at 08:37 | リンク | コメント (1) | トラックバック (0)

2005年03月05日

GDCに行く!コト

直前まですったもんだしてたけれど、やっぱりゲーム・デヴェロッパーズ・カンファレンス(GDC)へ行くコトにした。今週の月曜日に急遽決めたんで、ホテルがどこも満室だったりと、一時は諦めかけてたんだけど、さるお方の尽力によりどうにかなってしまった。ありがたや。

つうワケで、今日これから成田を発つ。

今年の会場は、アイ・レフト・マイ・ハートな、サンフランシスコ。IGDA JapanSlashGamesに詳しいが、今年は日本人が参加しやすくなっているようだ。元々、同じ知識ベースを持った人間同士はコミュニケーションがとりやすいので、英語がテキトーでも(鶴見のコトだ)どうにかなるのがGDC。それが今回は、同時通訳のセッションが増えるというのだから、ますます参加しやすくなる。

資金に余裕のある会社に属している方々は、上司をだまくらかしてでも行くべきだ。個人営業の方は、貯金をはたいてでも行くべきだ。鶴見は、その両方を程よくミックスして、シャッキリポンと行ってくる。

ホテルにインターネットの設備があれば、現地からサイトを更新する予定なので、興味のある向きは期待されたい。

tsurumy at 00:54 | リンク | コメント (2) | トラックバック (0)

2005年02月21日

品物が到着したコト

Yahoo!オークション関連の続報。

前回、「告訴を検討している」旨のメールを送ったと書いたが、ついに返信が来た。

「信用は100%です!」という表題で、なおかつ送信者が「IVAN(イヴァン)」という、今までの取引には出てこなかった名前だったので、最初は「一体何のメールか?」と思ったのだが、内容を読んで初めて、今回の取引のメールだと判った。アドレスもフリーメール(hotmail)なもんだから、もしスパム・フィルタの条件をキツめに設定していたら、間違いなく引っ掛かってしまっていたコトだろう。

で、結論から云うと、商品は到着した。メールに引き続き、香港から。

鶴見と連絡を取り合っている他の落札者(数名)も、脅しメールを打ったら返信が来て、品物が到着したとの由。というコトは何だ、詐欺でもなく、評価を自作自演で作った(単なる規約違反の)業者だってコト? 商品が届いたからにはそうなる(たとえ、他で何をしていようが)。

ディスクだって、ちゃんとしたもんだ。レーベル面に著作権表記だってある。

All right reserved. Unauthorized Copying, reproduction, hiring, lending, public performance and broadcasting prohibited.


――え、これだけ? 「© 2004 石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映」は? つうか、著作権者の表示無しに、「All right reserved」って何?(笑)


でも鶴見はこれ以上ツッコまない。というよりむしろ、ホッとしている。もし相手が非の打ち所のない正規業者だったとしたら、このサイトで詐欺呼ばわりしたコトによって、名誉毀損だの何だのと反撃される危険性があったコトだろう。しかし、幸いにもグレーな部分があったので、後ろ暗い業者が訴えるワケもない。まあ、正規の著作権者が「コピー品なんぞを買いやがって!」と来る危険性はあろうが、それとてコピー品と知って買ったワケではないし、今だってコピー品かどうかの判別はついていないワケだから、いざとなったらお上に差し出せば済む話だ。

というワケで、今回の話はこれにて一件落着。ご心配をお掛けした各位には厚く御礼申し上げたい。

tsurumy at 20:59 | リンク | コメント (1) | トラックバック (0)

2005年02月11日

オークション詐欺師は小心者だった!のコト

前回、「やっぱり詐欺だった!と実はウキウキしてるコト」を書いたトコロ、同様にlovejamtaichungの被害者であるペロ氏がコメントをくれた。詳しくは訊いていないが、「オークション 詐欺」でググってたどり着いたのであろう。

で、そのペロ氏から、つい先ほどメールが送られてきた。なんと、脅したらすぐにlovejamtaichungの別名義だと思われる方面(IVANなる人物。やはりhotmailのアカウント)から詫びのメールが来たのだとか! 以下は、その「詫びメール」の一部。

先日YAHOO AUCTIONより何の通告もなく、いきなりアカウントが突然削除されてしまいました。(中略)それにしても最近のYahoo!の横暴さに腹が立っています。何で、良質な出品者を切り捨てる様な馬鹿な行為を行うのでしょうか?自らのビジネスチャンスをぶち壊す様な破滅的な行為は、出品者と落札者双方の反感を買うだけの様な気がしているのですが…。


――アナタは良質な出品者じゃありませんから!


良質な出品者は自作自演で評価作ったりしませんよ? もうなんというか、小心者が懸命に言い訳してるってカンジですな。かなり笑える。

つうワケで、ワタシもペロ氏同様、「告訴を検討している」旨のメールを撃ちましたよ。

可及的速やかにご連絡をいただけない場合、保存してある今回の取り引きの記録、および貴方の別ID(akihito_tokunaga_band_doa)の資料を、Yahooならびに然るべき場所に提出する所存にてございます。


ご連絡をお待ちしております。

続報を待て!

tsurumy at 22:09 | リンク | コメント (4) | トラックバック (0)

2005年02月08日

やっぱり詐欺だった!と実はウキウキしてるコト

昨日、「Yahoo!オークションで詐欺られたかも」と書いたが、やっぱり詐欺だったようだ。今朝、当該オークションをチェックしたら、出品者IDが「利用制限中」となっていた。IDが削除されたというコトだ。

Yahoo!オークション - 宇宙刑事ギャバン (全1-44話収録)7DVD字幕消 送料 即決落札情報付きミラー
Yahoo!オークション - 仮面ライダーブレイド剣ミッシングエース 劇場版1DVD字幕消即決落札情報付きミラー

もちろん、代金を振り込んだというメールに返信は無いし、出品者の他のオークションがまだ出品中だったのにもかかわらず、IDが削除されたトコロからみて、詐欺と判断しても差し支えなかろう。件の出品者は

lovejamtaichung


なるIDの人物だ。メールによれば、自称「チヤ プリン」。

lovejamtaichungの評価を見て貰えば解るが、12コのIDを使い分けての、見事なまでの自作自演(これもまた、詐欺の意志アリと立証する上で役立つネ)。それら12コのIDはまだ生きているのだが、念のため、保護したファイルでお見せしよう。ちなみに、どれも同じなので全部見る必要はナシ。1コだけ見てちょ。

hiphoplifejppushyouupafootball_kumipapabestiethanksagaingcreation_ganbattedwhytechammizuhohoemikurumamaerhiroshi_loveboyzspbuujpnakihito_tokunaga_band_doa

このどれもが、オークションとして成立し得ないような出品(オークション情報がたった1行!)に対して、出品から10分ほどで落札している。午前4時台なのに!

こんな単純な自作自演に気づかなかった鶴見もマヌケだが、lovejamtaichungもここでマヌケなコトをやっている。というのは、最後のID「akihito_tokunaga_band_doa」では、91件もの通常の取り引きを行っているのだ。

akihito_tokunaga_band_doaの評価ミラー

たぶん、評価の信頼性を少しでも上げようとの小細工だったのだろうが、それが裏目に出ちまってるよ(笑)。

lovejamtaichungの目論みでは、詐欺だと気づくのは4~8日後で、その頃にはオークションIDが削除されているからここまでは追えないはず、というコトだったのだろう。だが、鶴見は関連ファイルを全部保護済みだ。警察なら、先の91件の取り引き者から、akihito_tokunaga_band_doa(=lovejamtaichung)の住所を追えるはずだ。

さーて、逃げられないウチに、マヂ通報しようかね。

【その他のデータ】

lovejamtaichung(自称「チヤ プリン」)からのメッセージ
love_mail.txt

振込先口座
みずほ銀行 三鷹支店
口座番号 8113880
名義人 ゼ マネー

akihito_tokunaga_band_doaの取り引き記録(評価詳細)
ページ1ページ2ページ3ページ4ページ5ページ6ページ7ページ8ページ9ページ10

これだけあれば、警察に持って行っても大丈夫かね。

tsurumy at 12:00 | リンク | コメント (6) | トラックバック (0)

2005年02月07日

Yahoo!オークションで詐欺られたかも…と不安なコト

ちと資料映像が必要だったので、アマゾン7&Yで検索してみたら、どれもバカ高い。

ならば、と久しぶりにYahoo!オークションで調べてみたらば、あるあるある、安いのが山ほど。

何も考えずに、残り時間が1日を切った海外版?と思しき激安品に入札。価格は日本国内正規版の約10分の1ほどだ。でも、日本語音声だと書いてあるから問題なかろう。よしんば吹き替えてあったとしても、必要なのは映像だけだから問題なし。

――そして今日、落札。速攻で代金を指定の銀行に振り込んだ。そして、「振り込みましたよ」メールを送るんで、落札ページを改めて眺めてみたら…

ちょっとおかしくない!?

おかしい点その1。メールアドレスがフリーメール(hotmail.com)。しかも、オークション終了メールにも本名ナシ。

後ろ暗いんですね?

おかしい点その2。評価(+12)を付けた12人のほとんどが、評価1の人間ばかり。しかも全員が全員、落札時間が午前4時台に、開始10分ほどで500円の商品(商品説明はたった1行!)を即決している! さらには、その「評価1」を付けた人間は全て同一で、しかも削除済みID!

自作自演決定!

おかしい点その3。香港から国際郵便で発送…と書いている割には、1000円の商品でも送料無料。それって利益出るの?

良くてコピー品か…

つうか、そもそも国外品だとは云え、そんな激安商品があって良い物か。これが一番おかしい点。

…ひょっとして、詐欺?

とりあえず、トラブルが多数報告されている出品者の振込先口座リストには記載されていないものの、どう考えても怪しい。Yahoo!オークション補償規定によれば、補償を受けられないポイントに引っ掛かりまくりだ。

こうして疑いの目で見てみると、メールに書かれた

以前取引があった方は今回もよろしくお願いいたします

だとか、

絶対!確実にお届けいたします。

なんて文言も、「なんでわざわざ書くの?」と勘ぐってしまうよ。ああ疑わしい疑わしい。


まあいずれにせよ、

香港からスピード発送いたします。国際航空便:4ー8日。私たちは最も迅速な郵送するサービスを提供します。

だそうなので、4-8日後には結果をお知らせするコトが出来るだろう(つうか、銀行口座が東京都内なのに、なぜに香港!?)。航空便だと偽って時間を稼ぎ、その間に行方をくらます、という可能性がビッグだが(汗

むぅ。願わくば、詐欺ではなく、

コピー品の短期間売りさばき


でありますように!

註:もし今回の件が鶴見の杞憂に過ぎず、商品がちゃんと到着した時のコトを考えて、今回は実IDを伏せときます。

【追記】

――と思ったけど、ここまで違法性バキバキだったら、オークションIDを曝しちゃっても問題ないよね。

Yahoo!オークション - 宇宙刑事ギャバン (全1-44話収録)7DVD字幕消 送料 即決ミラー

今確認したら、12コの評価の内、最後の1つは「評価91」の人が付けてる。でも、そのオークションの中身と云ったら、他の11コ同様、商品説明ナシの自作自演オークションミラー)これも撒き餌なのだろう。本人の可能性ビッグなので、念のため取り引き記録も保存しておこうミラー)。

すぐに警察に連絡出来るように準備したし、少なくとも、最後の「本人の可能性ビッグ」なヤツに繋がる手がかりは保護した。いざとなったら探偵を雇ってでも(あるいは探偵ファイルに通報してでも…笑)追いつめてやるから、待ってろよ…ふふふ。

(もうすっかり詐欺に遭ったつもりで動いている鶴見であった…)

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2005年02月03日

みちろう&クランクのコト

こちらは…ジャジャーン! なななんと「えの素」のみちろう&クランクがイエーな絵!

「えの素」作者の榎本さんから誕生日に贈られた、我が家の家宝でございます。ええそうですそうです、自慢ですとも(笑

実は、クランクの胴体デザインが後ろ前なんだけれど、それというのも、榎本さんに贈らせていただいたマグネチック★クランクが輸送中に壊れてしまい、榎本さんはそんな壊れたクランクをモデルに描いたので、こうなってしまったとの由。もちろん、初期不良は交換したのだけれど、絵の方はこのまま。だって、その方が思い出深いじゃない?

(榎本さん、本当にありがとうございました!)


tsurumy at 07:48 | リンク | コメント (2) | トラックバック (0)

マグネチック★クランクのコト

これは、ラチェット3の予約特典(一部店舗のみ)として作った、クランク君のフィギュア。 サミットストアの広告チラシを磁石で冷蔵庫に止めておりますな。

うむうむ、愛い奴じゃわい。


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2005年01月31日

モブログのテスト

これは、写真付きでエントリーを投稿するテストです。

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